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    論文が出ました

    • 2017.04.20 Thursday
    • 20:49

    論文が出ました。

     

    ひとつは「働くことの不安定化とキャリア教育実践」です。学内紀要の論文になります。

    そして、この論文とセットになるのは「「大衆化した大学」におけるキャリア教育実践の分析」で、徳島大の『大学教育研究ジャーナル』掲載のものです、いずれも大学におけるキャリア教育授業(実践)についての文章となります。

     

    もうひとつは、「高等教育機関における新しい「専門職」:政策・市場・職能の観点から」です。群馬大学の二宮祐先生を代表とする科研チームによる研究です。上記論文と同じ『大学教育研究ジャーナル』掲載となります。

    高等教育改革において、従来の教員でもなく、従来の事務職員でもない新しい「専門職」の必要性が主張され、その導入が図られています。この論文は、その新しい「専門職」の実態はどうなっているのかを、政策、市場、職能という観点から整理したものです。新しい「専門職」としているのは、ファカルティ・ディベロッパー(FDer)、キャリア支援担当者、インスティテューショナル・リサーチ(IR)担当者、リサーチ・アドミニストレーション(URA)担当者、産官学連携コーディネート担当者です。現在この科研では調査を実施中です。今後関連学会での報告を予定しています。

     

    かくいう私もキャリア支援・教育担当者として、非・学部組織で特任教員として仕事をしていた時期があります(今も違った立場での特任です)。最近では大学院卒で大学の世界に残っている方の初職がこうした立場ということも多いのではないでしょうか。こうした立場は、大学の「内部の外部」といいますか、なかなか難しい立ち位置となります。研究である以上、自分の経験やそこで感じたことをそのままぶつけるようなものではありませんが、少なくても本科研に参加した動機として自分の経験があります。

     

    他方、この論文でいうところの新しい「専門職」は大学改革の鍵として主張されることも多く、しかしそうでありながら実態がほとんど明らかになっていません。今後の大学の在り方を考えるうえでも重要な資料になるのでは、なってほしいと考えています。

     

    どうぞよろしくお願いいたします。

     

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