「イギリスのユースワーカーと考える、子ども・若者が育つ場づくり」

  • 2019.07.08 Monday
  • 22:52

自己紹介、研究業績の更新以外では久しぶりの投稿です。

 

私が連携研究者を務めている科研「若者支援における『場』の教育的価値―ユースワークの日欧比較」(研究代表者:平塚眞樹)でセミナーを開催します。

 

イギリスからユースワーカーをお招きして、どうすれば子ども・若者が育つ「場」を作れるのか、そもそも若者支援の仕事とはなにか・どうあるべきかを一緒に考えようというセミナーです。通訳付き、事前申し込み不要、入場料なしです。札幌(北海道大学人文・社会科学総合研究棟(W棟)410教室)東京(品川区役所第三庁舎6階講堂)京都(京都市中央青少年活動センター)で開催します。みなさま、ぜひご参加ください!

 

問い合わせ先メールアドレス:youthwork[アット]mbr.nifty.com

*[]を@に変えてください

 

 

 

なお、本科研のこれまでの成果として『若者支援の場をつくる』というジャーナルを刊行しています(kindle版で300円)。Amazon掲載の紹介文は以下のとおりです。

***

本書は、実践者と研究者からなる「若者支援とユースワーク研究会」を母体に企画・執筆された、「若者支援」と呼ばれる現場で働く実践者や、広くその世界に関わる人たちの学びの媒体(メディア)になること、そして若者支援実践の社会的価値や承認を広め高める「場」になることをめざしている。

 

本書で表しているのは、国内における「若者支援」実践、そして欧州でユースワーク(Youth Work)と呼ばれてきた実践の記録(ストーリー)である。日本における「若者支援」の世界では、いわゆる「書類」書きや「成果」を表す仕事は山ほどありながら、実践や現場の紆余曲折のプロセスを丁寧に描く取り組みは必ずしもまだ豊富にない。


私たちは、イギリスのユースワーカーたちが、ユースワークの存亡の危機に立たされた時に、ストーリーテリング(Story-telling)の手法で、ユースワークの本質や価値を自ら表し、世に問うてきた経験を学んだ。そこでは、実践者が互いに実践を語り合い、聴き合う、そのプロセスを通じて、実践を表す言葉を見つけ出していた。本書は、日本の「若者支援」の世界でも、実践者が実践を描き、読み合うプロセスを通じて、自らの言葉と表現で、この世界の価値や意味を世に伝えていくことをめざして刊行された。


第1号となる本書では、研究会メンバーでもある日本の実践者2人による若者支援実践の記録を掲載するとともに、本書の着想を得たIn Defence of Youth Work(イギリス)が刊行したThis is Youth Work(2012)という冊子から3点の実践ストーリーを翻訳し、コメントも付した。あわせて、イギリス同様に研究会で頻繁に訪れて学んできたフィンランドにおけるユースワーク現場の叙述も試みた。後半では、‘実践者が実践を描く’意味について、研究者の視点から考察をおこなった。

 

本研究会では、今後も伝えたい実践のストーリーを国内外から集め、第2号以降を刊行したいと考えている。本誌を読んでくださった方々の中から、次のStorytellerが現れてくれることを願っている。

***

 

 

 

 

大学教育学会の課題研究集会で報告します

  • 2017.11.11 Saturday
  • 00:37

久しぶりの投稿になります。

 

「広報支援」です。そればかりです!

 

本年12月3日(日曜)に関西国際大学で行なわれる大学教育学会の課題研究集会にて、分担者を務める科研「高等教育新興プロフェッションの養成メカニズムに関する実証的研究」(研究代表者:二宮祐)のチームが報告します。とはいっても、私は業務があり残念ながら参加できませんが、二宮祐先生、浜島幸司先生、小島佐恵子先生が報告します。

 

報告タイトル:「第三の領域」における教職員のキャリア形成

 

大学をめぐる社会状況の変化およびそれに対応した大学改革の推進により、従来の教員でもなく従来の事務職員でもない専門的業務を行なう「職員」(「第三の領域」における教職員)が増加傾向にありますが、その実態把握は十分とはいえません。本科研では特にファカルティ・デベロッパー(FDer)、キャリア支援担当者、インスティューショナル・リサーチ(IR)担当者、リサーチ・アドミニストレーション(URA)担当者、産官学連携コーディネート担当者に焦点をあて、研究を積みあげてきました。例えば、次の論文「高等教育機関における新しい「専門職」」(大学教育研究ジャーナル第14号)をご参照ください。

 

今回の大学教育学会での報告は、学会でも今回初となる「インタラクティブ・セッション」での報告となります。本セッションは、通常の学会報告とは異なり、会員間の意見交換を主な目的とする試みです。

 

本科研は、「高等教育機関における新しい「専門職」」の実態把握を研究課題としていますが、同時にこうした立場で働いている方々、かつて働いていた方々、こうした立場に関心をお持ちの方々をつなぐ役割も果たしたいと考えています。そのため、こうしたセッションは本科研にとってとても貴重な機会と位置づけています。

 

多くの方のご参加をお待ちしております(「でも、そういうお前欠席なんだよね?」ということで申し訳ありません!)。

 

本科研のウェブサイトはこちらです⇒https://sites.google.com/view/thirdspace/

 

 

 

 

【公開研究会】レポート課題において何を問うべきか?―オリジナリティが求められる論題とその評価

  • 2015.10.11 Sunday
  • 13:23
研究分担者を務めている科研で公開研究会を開催します。

公開研究会名「レポート課題において何を問うべきか?―オリジナリティが求められる論題とその評価

【日程】12月5日(土曜)13時〜18時
【場所】京都光華女子大学・聞光館253教室
【参加費】無料
【定員】80名
【事前申し込み】必要→12月2日(水曜)まで。申し込みフォームはこちら→https://ssl.form-mailer.jp/fms/2ccba793391877
【お問い合わせ】研究代表者・成瀬尚志(京都光華女子短期大学)→t-naruse【@】mail.koka.ac.jp *【@】を@に変換してください。
【ゲスト・報告】河野哲也先生(立教大学)、石井英真先生(京都大学)。
河野先生の業績→http://www2.rikkyo.ac.jp/web/tetsuyakono/japanese/gyouseki.html
石井先生の業績→https://kyouindb.iimc.kyoto-u.ac.jp/j/qR9lA

以下、本科研の代表を務める成瀬による趣旨説明となります。
*****
レポート課題において教員は何を問い、どのように評価すべきでしょうか。また、(学部生に対する)レポート課題においてオリジナリティを求めることは可能でしょうか。本研究会ではレポート課題において求められるオリジナリティに着目し、学生が頭を使わないと書けないレポート論題(「〜について説明せよ」などの教員が設定する指示文)とその評価について検討します。また「論題類型化ワークショップ」においては、参加者が過去に出題したレポート論題をグループでシェア・類型化し、学生が頭を使わないと書けないレポート論題について考えます。
*****
学生がこうだろうかああだろうかと頭を使って作成するレポートについて一緒に考えていきませんか、という趣旨です。

皆さまの参加をお待ちしております。

 

欧州のユースワーカーと学び合う 2014:若者援助の仕事をつくる連続セミナー

  • 2014.11.11 Tuesday
  • 19:18
私もメンバーになっている科研で「若者支援」に関するセミナーを札幌、首都圏、京都にて開催します。

研究者だけでなく若者支援の現場で仕事をされている方、関わってはいないものの関心のある方(もちろん学生も)、ぜひご参加ください!

全て通訳つき、入場無料、事前申し込みは不要となっています。

【札幌】
・12月6日(土)13時半〜16時
・場所:北海道大学人文・社会科学研究棟410教室

【首都圏】
・12月9日(火)17時半〜19時半
・場所:シティプラザはしもと内 ソレイユさがみ セミナールーム1

【京都】
・12月13日(土)14時〜17時
・場所:京都市中京青少年活動センター

以下、代表研究者の言葉となります。
***********************
今年6月にも都内で「若者支援・ユースワークの仕事をつくる」というセミナーを開催した、若者支援の仕事に関わるワーカーと研究者でつくる研究会が、今回は、長年その実践から学んできたフィンランドのユースワーク関係者をお招きして、札幌(12/6)、首都圏(12/9)、京都(12/13)にて連続セミナーを開催します。

フィンランドのユースワーカーたちが子ども・若者たちとどう関わり、また自分たちの仕事をどうつくってきたのか、生き生きとした報告を頂きます。様々な現場で子ども・若者に関わる皆さん、どうぞご参加ください。

「若者援助・政策とユースワーク」研究会 代表:平塚眞樹(法政大学)
  本セミナー問い合わせ先 youthwork[あっと]mbr.nifty.com
***********************
*[あっと]を@に変換してください。
 
 

セミナーの広報支援

  • 2013.10.27 Sunday
  • 23:43
広報支援ばかりでごめんなさい。一人でも多くの方に来ていただきたいという気持ちがありまして。

11月9日、東京市ヶ谷にある法政大学にて乾彰夫編『高卒5年 どう生き、これからどう生きるのか』(大月書店)に関するセミナーが開催されます。

詳細は、大月書店のHPをご覧ください。http://www.otsukishoten.co.jp/news/n7126.html

本書や本書のもとになった約7年にもわたる調査を検討するセミナーであると同時に、これからの若者研究や教育・支援のあり方をどうすればいいのかをざっくばらんに話し合う場にもなると思いますので、関心ある方はぜひ。

報告は、本研究代表者の乾彰夫(首都大学東京教授)と南出吉祥(岐阜大学助教)。ちなみに私も報告はしませんが参加予定です。コメンテイターは、竹内常一さん(国学院大学名誉教授)と浅野智彦さん(東京学芸大学教授)です。

どうぞよろしくお願いいたします。

シンポジウムの広報支援

  • 2013.09.21 Saturday
  • 11:35

こんにちは。

私がメンバーになっている研究チームで2013年10月12日(土曜)に東京の首都大学東京にて国際シンポジウムを開催します。

タイトルは「若者パネル調査の国際比較〜学校から仕事への移行はどれだけ不安定化したか?」です。

イギリス、スイス、韓国で行なわれているパネル調査結果との比較を通じて、日本の若者の移行の特徴を浮かび上がらせるとともに、研究・支援上の課題を明らかにすることが課題です。イギリス、スイス、韓国側の報告資料を本当にざっと目を通しましたが、とりわけ職業と教育の結び方・制度間関係の違いと移行の関係がとりわけ印象的でした。また、パネル調査の実施の仕方等も今後の研究を考えたとき、非常に勉強になる内容となっていました。

ぜひお運びくださいますようお願い申し上げます。

申し込み方法は、,名前、△棺蠡亜↓ご連絡先(パソコンメイル受信可のメールアドレス)を記載し、以下のアドレスにメールをしてください。申込期限は、2013年10月5日です。ycsj2007@tmu.ac.jp

詳細は、以下のHPをご参照ください。http://www.comp.tmu.ac.jp/ycsj2007/symposium.html
 

乾彰夫編『高卒5年 どう生き、これからどう生きるのか』刊行について

  • 2013.07.21 Sunday
  • 16:19

東京都立大学(現・首都大学東京)の乾彰夫教授の大学院ゼミに参加していたメンバーで、2002年から2008年にかけて約7年間行なった東京の高校卒業者数十人の追跡調査に関する新しい本がでました。『高卒5年 どう生き、これからどう生きるのか』です。

 
「非正規雇用に着く若者の増加に象徴される、学校から仕事への移行の不安定化」という知見は現在多くの方にとって「あたりまえ」とされる知見であるように思いますが、本調査開始時点ではそうではありませんでした。高校卒業者を追跡調査するという本研究は、現在の日本社会における若者をめぐる言説の「あたりまえ」をつくりあげることにおいて一定の役割を果たしたのではないかと思います(小声)。

高校卒業1年目までの知見をもとに書かれたのが、乾彰夫編・東京都立大学「高卒者の進路動向に関する調査」グループ著『18歳の今を生きぬく―高卒1年目の選択』(青木書店)になります。この続編となるのが、本書です。

調査開始から約7年ということで、若者たちの人生の分岐がより明確になる一方、決して短くない月日の間で時に理不尽ともいえる厳しい状況に傷つきながらも、同時にそれぞれなりの折り合いをつけながら「自己物語」をつくりあげていく姿も同時に浮かび上がってきたと考えています。本書が書店にて若者論の棚に並べられることは間違いありませんが、「イマドキの若者は実は〜だ」という形で私たちは“派手”に論じているのではなく、入学難易度でいえば中位以下の高校を卒業した“普通”の若者たちの葛藤やそのなかでの成長過程、そしてその姿からみえてくる私たちの社会の在り様を描くものとなっています(もちろん、十分ではないにしろ)。

また、本書の後半では二つの章にわたって、私たちのこれまでのインタビュー調査の進め方や方法論の分析にあてられています。継続調査ゆえに毎回脱落者を一定数だしながらも、それでも約30人同じ若者を7年にわたって継続して追いかけていくことがいかにして可能となったのか、そしてそうした継続性ゆえに生じた様々な葛藤や困難について、そしてこうした調査による知見の妥当性・倫理等とは何かを考察しています。7年間にわたる調査チームの試行錯誤のドキュメントとして読むこともできます。


最後に、本書の目次を掲載します。

序章:若者たちの移行に寄り添う(乾彰夫)
第1章:「大人になること」について(木戸口正宏)
第2章:アイデンティティ形成における職業的な教育・研修プログラムの機能(船山万里子)
第3章:若年女性と性的サービス労働(杉田真衣)
第4章:家族を支える女性たち(宮島基)
第5章:男性のジェンダー/セクシュアリティ意識と進路選択・将来展望(渡辺大輔)
第6章:ネットワーク形成・維持の基盤(藤井〔南出〕吉祥)
第7章:若者は大学生活で何を得たのか?(児島功和)
第8章:調査におけるインタビュアーと調査対象者のかかわり(上間陽子)
第9章:データの収集・分析のプロセスと本調査の方法的特徴(中村〔新井」清二)
終章:若者たちの七年の成長と自信(乾彰夫)

ご一読いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。



 

大野更紗さん講演会

  • 2012.01.05 Thursday
  • 17:47
 こんにちは。


作家の大野更紗(おおの・さらさ)さんが、本年1月29日(日曜)の午後1時より、日本社会事業大学にて講演会を行ないます!


大野さんの『困ってるひと』(ポプラ社)は昨年6月の刊行以来、ベストセラーとなっただけでなく、多くのメディアでも取り上げられています。





詳細は大野さんのサイトを見ていただきたいのですが、最近だけでも、

TBS「王様のブランチ」では「ブランチBOOKアワード2011 新人賞」
http://www.tbs.co.jp/brunch/book_buzz/

Webダカーポ「Book of the Year 2011 今年最高の本」で1位。
http://webdacapo.magazineworld.jp/top/feature/69342/

ダ・ヴィンチ(1月号・12月6日発売)「ブックオブザイヤー2011」エッセイ・ノンフィクション部門で2位。
http://ddnavi.com/dav-contents/29275/

「とっとり 秋の読書大賞2011」で1位。
http://akidoku.blogspot.com/


大野さんは、作家としてだけでなく、SYNODOSという批評サイトにて、私たちの社会がどのような姿をしているのかを鋭く描いています。最近では、作家の重松清さんとの対談、糸井重里さんとも対談されています。


今回の講演会は「『新しい』社会と自分づくりの課題」というテーマで、『困ってるひと』まで、『困ってるひと』を通して、そしてそれ以降の大野さんが何を経験し、何を考えたのかをお話いただきます。不安定性と不透明性をます状況において、いかに社会と自己を形成していくのかという手がかりを得よう!というのが趣旨です。


そして、無料!!!(←とても大切)。


お申し込み等詳細については、日本社会事業大学のサイトをご覧ください。
http://www.jcsw.ac.jp/


「よくわからない」という場合は、以下のアドレスにお問い合わせください。
shushoku[at]jcsw.ac.jp
*[ ]を@に変換してください。


定員を設定しているので、少人数でゆったりとした雰囲気での講演会となります。是非ぜひご参加ください!よろしくお願いいたします。



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